スタッフ日記
ホキ美術館名品展
2018.04.20Last Updated on 2018年4月20日 by tscuser
2週遅れの投稿になりました。
さてゴールデンウィークも終わりましたが皆様いかが過ごされましたか?
旅行や家族サービス、文化やスポーツに満喫された方もおられるかと思います。
いやいやお仕事でそれどころではなかったという方も。。
私は「ホキ美術館名品展」が鹿児島に巡回展としてやってきましたので
連休中の4/29に1人でじっくりと見に行くことができました。
ホキ美術館とは?
千葉の医療用製品メーカー「ホギメディカル」の創業者 保木将夫氏が収集した
写実絵画を展示する日本初の写実絵画専門美術館です。
※残念ながらポスターや写真集をスマホで撮影した荒い画像で掲載しますので、
解説のみでご理解いただき実物のイメージはご想像にお任せいたします。
案内ポスターの絵は
島村信之氏の「日差し」です。
見事に日差しがカーテン越しに当たっていてその光と薄い影の微妙な表現には
恐れ入りました。左手の手首のあたりの血管も分かるくらいの描写でした。
塩谷亮氏の「朝陽」
髪の毛、服の微妙な凹凸の表現だけでなく
情感を感じさせる絵でした。
石黒賢一郎氏の「存在の在処(そんざいのありか)」
壁の画鋲でとめた絵も黒板のチョークで書いた文字も
絵の具で描いたとは思えないほどリアルです。
触りたくなりそうな絵でした。
五味文彦氏の「パンとレモン」
今回見た絵で一番見入った絵でした。
パンの乾いた質感、ガラスの透明な質感、レモンのみずみずしい質感
金属の質感、レースの編みこんだ質感、、、
それぞれが信じられないくらいの表現でした。
他にも風景画、動物、人物、木や花などの写実絵画が展示されていました。
驚きの連続でした!
ぜひ、機会がありましたらホキ美術館の写実絵画の世界に触れてみられては?!