スポーツと栄養

Last Updated on 2020年12月18日 by TSサイト担当2

　2020年も残り少なくなりました。全国各地に大寒波が到来し、初霜、初雪、初冠雪の便りが聞かれたのも束の間、急激な豪雪で被害も出ているようです。現地に当たる方々くれぐれもお気をつけてお過ごしください。

　つい先日、スポーツと栄養バランスの大切さを痛感しました。
　ダンス教室のインストラクターをしている娘に起きた話です。
　夕方のレッスンを終えるころから頭痛があり、帰りの車では運転できないくらいの頭痛と吐き気が増し、救護を求める連絡がありました。すぐ現地に行き、そのまま救急病院に駆け込みました。結果、血液検査、ＣＴ検査では異常が見られず、点滴だけで回復し無事に帰宅することができました。

　原因は？ということになりますが、、、その日は、昼前に納豆ご飯を一杯食べただけで、そのまま夕方からのレッスンに入ったとの事。空腹で栄養不足状態で激しい運動をすると、低血糖を引き起こし、片頭痛の引き金になる事があるそうです。大事に至らなくて良かったでした。


　12月1日から３回シリーズで鹿児島県栄養士会主催の「スポーツ栄養学ウェブで学ぼう」というオンラインセミナーがスタートしました。
　スポーツ選手のかねての食事のとり方から、大会、試合直前の食事のとり方など、栄養士でありながらスポーツ選手として活躍されている方の実体験報告もあり、とても分かりやすく、楽しいセミナーでした。今後も期待です。


　また、12月号の日本栄養士会雑誌の巻頭記事の「医“動”食同源」、元ボディビルダーだった中尾和子さんの振り返りの記事を興味深く読みました。
　一時期の身体を作るためだけの食生活を反省され、現在では筋肉・関節・臓器の全てが「機能する身体」のための食事を目指され、フィットネスインストラクターとして活躍されています。
　結びに「身体に深く意識を向け身体の発する声に耳を傾ければ、本当に良い食、身体が喜ぶ食を目指せると思います」と述べられています。




何気なく毎日食べている食事ですが、「本当に身体にいい食」というものを改めて考えさせられた体験やセミナー、記事の紹介でした。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　M.I.

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