栄養計算ソフトでできることとは?エクセル作業より断然簡単!?
2022.09.15Last Updated on 2023年1月12日 by TSサイト担当
人生100年時代、健康寿命を延ばすために子供から老人まで、栄養バランスの取れた食事を摂ることが重要視されています。そのため、保育園や幼稚園、病院・福祉施設などで提供する食事も管理栄養士・栄養士のもと、徹底的な栄養計算・栄養管理が欠かせません。
そんな中、栄養計算や食数管理、食札の作成など日々の業務に追われて毎日残業続きという栄養士さんも多いのではないでしょうか?
エクセルを勉強し、自力で業務効率化している方もいらっしゃいますが、費用対効果を考えると専用の栄養計算ソフトの導入がオススメです!
この記事では栄養計算ソフト導入のメリットについて解説いたします。
目次
- 栄養計算ソフトとは?
- 栄養計算ソフト導入のメリットとは?
2-1献立の作成が簡単に!
2-2調理場との連携もスムーズに
2-3栄養計算ソフトならアレルギー管理もバッチリ - 栄養計算ソフトの機能はエクセル作業でもカバーできる!?
- 栄養計算ソフトを選ぶポイント
4-1施設に合ったツールを選ぶ
4-2八訂対応など最新の情報にアップデートされているか - カロリーシリーズなら施設に最適な栄養計算ソフトが見つかる!
栄養計算ソフトとは?
栄養計算ソフトとは、献立やメニュー表から栄養価を自動計算するソフト全般をさし、自身の健康管理のために、栄養価を計算できる栄養計算アプリなども栄養計算ソフトの一種です。
食数が多くても、栄養価を計算するだけなら、エクセルを使って比較的簡単に作業出来ますよね。しかし、施設用の栄養計算ソフトなら栄養価から献立を検索したり、各種データを外部ソフトと連携できたりと、もっと多くの事務作業を効率化することが出来るのです!
栄養計算ソフト導入のメリットとは?
業務用の栄養計算ソフトには「献立入力」「料理情報」「帳票出力」など、日々の業務に必須な機能が備わっています。そのため、栄養計算ソフトを導入することで、事務作業の自動化が進み、職場環境の改善が期待できるのです。
栄養計算ソフト導入のメリットを、栄養計算ソフトの機能とあわせて解説いたします!
献立の作成が簡単に!
栄養士さんの頭を悩ませるもの…といえば『献立作成』ですよね。
予算内に収まるよう、栄養価やバランスを考え、季節食や郷土料理を入れ…作成しているうちにあっという間に夜になってしまいます。そのうえ、じっくり献立作成できるならまだしも、他の業務に追われてバタバタしながら作成しているという方も多いのではないでしょうか?
栄養計算ソフトなら、そんな献立作成作業がラクラクに!
栄養計算ソフトは栄養価計算を自動でしてくれるだけでなく、使いたい食材で検索してメニューを選んだり、成分値を指定して食材を検索することも可能です。可食部あたりの成分値を瞬時に調べられたり、栄養価の充足率をリアルタイムに確認できるので、スムーズに献立を作成することができるのです。
ほかにも、よく使う食材を登録することで検索の手間を省いたり、加工食品の成分値を登録してより詳細な栄養価計算をおこなうことができたりと、エクセルで処理するには難しいことも栄養計算ソフトなら簡単に出来てしまいます。
調理場との連携もスムーズに
調理場との人間関係も栄養士さんあるあるの悩みですよね。お互いの意思疎通をスムーズにするためにも、わかりやすい調理指示書や作業工程表を作成できると安心です。特に大量調理が必要な現場では、調理師さんも限られた時間の中で作業をしているので、誰が読んでもわかるように指示書を書くことで業務上のトラブルが起きにくくなります。
調理指示書や献立表など各種帳票の作成も、栄養計算ソフトを導入すれば誰でも簡単に作成できます。
メニュー作成時に調理手順や料理画像、調理時間などをデータ登録しておけば、献立を作成すれば、ほとんど自動的に調理指示書を作成できます。盛り付け例の画像も含めておけば、新しいメニューを開発した時のレシピの共有もスムーズです。
栄養計算ソフトならアレルギー管理もバッチリ
保育園や幼稚園での給食作成では、特にアレルギー対応が重要です。栄養計算ソフトがあれば禁忌食品の除去や誤食防止にも役立ちます。
一人一人アレルゲンの管理を行う機能がついている栄養計算ソフトなら、禁忌食品のチェックはもちろん、嗜好情報も一緒に管理することで、アレルギーをお持ちの方にも栄養バランスの取れた食事を美味しく食べてもらえるように工夫することができます。
栄養計算ソフトの機能はエクセル作業でもカバーできる!?
栄養士の資格を持つ方なら、栄養計算だけならエクセルで簡単に処理できてしまうかもしれませんが、業務用の栄養計算ソフトは栄養士の業務効率化がはかどる「痒いところに手が届く」機能が盛り沢山なのです!
たとえば、エクセルの関数やマクロを使えば、献立作成時に食材の検索や過去メニューのコピーも出来ますが、リアルタイムに栄養価をチェックしたり、成分値から検索したりと複雑な作業は難しいですよね。でも、栄養計算ソフトならパソコンの知識がなくても直感的に便利な機能を使えるので、栄養士としての知識があれば業務がサクサク進みます。
また施設ごとに用意された専用の栄養計算ソフトを使用すれば、各種データの連携もスムーズに行えます。病院なら食事箋データをカルテと同期したり、福祉施設なら介護システムとデータ連携することも可能です。もちろんエクセルにデータを出力し、独自の台帳管理をすることもできますよ!
エクセルで効率化するのも良いですが、施設にあった栄養計算ソフトを導入することで、業務に関わる誰もが簡単にデータを管理できたり、献立作成・帳票作成などの業務を行うことができるメリットがあります。
施設で働く栄養士さんの負担を減らし、給食や病院食の質を向上させるためにも、専用の栄養計算ソフトを導入すると良いでしょう。
栄養計算ソフトを選ぶポイント
最後に栄養計算ソフトを選ぶ時にチェックしたいポイントについてご紹介します。
施設に合ったツールを選ぶ
栄養計算ソフトはどの施設でも使えるタイプのものもあれば、『病院用』『保育園・幼稚園用』など、施設毎に特化したソフトもあります。
施設毎に特化したソフトだと、先述したようカルテとのデータ連携がスムーズに行えたり、帳票の作成が簡単に行えます。また『給食委託会社用』栄養計算ソフトなら、受託先に合わせた運用方法を選べたり、受託先で同じメーカーのソフトを使えばデータのやり取りも出来るので効率的に業務を進めることができるでしょう。
八訂対応など最新の情報にアップデートされているか
導入するからには、同じソフトを長く運用し続けたいものですよね。そのためには、導入後のアフターケアが充実しているのかをチェックしておくことが重要です。
日本食品標準成分表の改訂があったときに無償でデータをアップデートできるかなどのアフターケアを確認しておきましょう。
カロリーシリーズなら施設に最適な栄養計算ソフトが見つかる!
管理栄養士・栄養士の業務効率化が進めば、他の関連業務の効率化も進み、職場環境の改善や施設の食のクオリティの向上が期待できます。また、食に関わるデータを一元的に管理できるので、他の業務改善やサービス向上などの施策を取る時にも有用なデータを集めることができるでしょう。
トータル・ソフトウェア株式会社のカロリーシリーズなら、施設毎に特化した『病院向けのメディカロリー』『福祉施設向けのプロカロリー』『保育園向けのKid'sカロリー』など多数の栄養計算ソフトが用意されています。それぞれのソフト間でデータのやり取りも出来るので、関連施設で揃えて使えば連携も取りやすくなり業務効率化につながりおすすめできます。
30年以上さまざまな施設で愛用されているカロリーシリーズは、現場で働く栄養士の声を反映させ開発されているので、パソコンに慣れていない人でも直感的に扱えます。もし操作方法がわからなければ、リモートサポートやお電話などで使い方のご案内も可能です。
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施設にあわせてソフトをチョイス
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